110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都4066名で、重症者は151名(+1)、死者は1名、首都圏8792名、全国比61%

このところ、首都圏の全国の新規感染者数に対する割合が60%ちょいと安定しているようだが、これはどうなんだろうね?

国内の感染者数は増えているようだから、全国の増加傾向に寄り添っているだけということなのだろうか?

首都圏でも、東京都は先行して感染が急増したことを考えると、やはり、何かありそうだ。

オリンピックによる間接的な感染拡大を指摘するマスコミ報道もあるが、どうも、それだけではなくて、単純に政府がなにかやるとそれに反発した意見をや行動をしたい人がいるようだ。

そう、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」状況だと思う。

それが、感染力の強いデルタ株と組むと、思いの外社会的な迷惑になる。

新規感染者数の激増は、医療体制に直結する。

そして、当面は高齢者から接種しても大丈夫に思えたワクチン接種も、50代、40代という年代層にも早く接種しないと良からぬことになりそうな状況になってきた。

それもこれも、感染拡大に無関心な層がいることによる。

そしてこれは重要なことだが、危険性は、かならず、確率的にしか提示できない。

例えば、40%の危険性と言われたときに、どう捉えるかが問題だ、自分一人ならば、40%は大きな数字だが、60%は大丈夫と思ってしまう可能性があるが、これが、100人が集まれば、40人が危機的状況になる、と敷衍できるかどうかがポイントだ。

実際の数字はもっと小さな割合だが、これでも、1400万人という東京都の人口に掛けると、例えば、医療崩壊につながる数字になってしまう、という読み方が求められるということだ。

しかし、今までの経験からして、無理だろうな。

というか、それができる人は、黙って対策をするだろうね。

ちまたで、有名なひろゆきさんは、フランス在住だが、すでに、ワクチン接種をフランスで受けている、可能ならば、日本のワクチンチケットを待つ必要は微塵もない。

実は、不平不満を爆発させている人、感染を拡大している人は、逆説的に、日本政府を信じているのではないだろうか?

それこそ、とても、馬鹿らしことだと思う。