110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

“丸川発言”にネット爆発「日本人よりバッハを守る丸川珠代」「はい、自粛終了のお知らせ!」

 “丸川発言”にネット爆発「日本人よりバッハを守る丸川珠代」「はい、自粛終了のお知らせ!」
8/10(火) 17:32配信 スポニチアネックス
 10日に行われた閣議後の記者会見で丸川珠代五輪担当相(50)が発した言葉に、ネット上を激しい非難の言葉が飛び交っている。
 丸川大臣は閣議後の記者会見で、東京五輪期間中(7月23日~8月8日)に新型コロナウイルスの感染者数が増加したことについて「五輪の開催は感染拡大の原因にはなっていないものと考えている」と発言。また、国際オリンピック委員会IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が東京五輪閉幕翌日の9日夕方に東京・銀座を散策したことについては「まず14日間しっかりと防疫措置の中で過ごしていただいているかということは重要なポイントだと思います。加えて不要不急であるかということは、これもしっかりご本人が判断すべきものであります」と語った。
 これに、我慢に次ぐ我慢と自粛生活を強いられている国民の怒りが爆発。ツイッターのトレンド上位には「不要不急かは本人が判断すべき」「丸川珠代」「丸川大臣」など関連ワードが次々と上がり、「あ~あ、丸川珠代さんやっちゃいましたな」「日本人よりバッハを守る丸川珠代」「丸川珠代がなんか言うたびに気分が悪くなる」「飲食、飲酒も何もかも自由に振る舞えってメッセージだな」「はい、自粛終了のお知らせ!」「なるほど!仰る通りにします!」「不要不急かは本人が判断すべきだと政府が明確に判断してくれたので日本国民の皆様、夏を満喫しましょう!」「これで遠慮なく上京できる」「この人、お盆の帰省も本人が判断すべきって言ってるってことだよね」「観光も帰省も同じですよね」「俺の判断だと不要不急じゃないから帰省するかな。大臣様のお墨付きだし」「五輪が関係ないなら、お盆の集まりも大丈夫なんじゃない?」「これを政府関係者が言ってしまったらおしまいじゃない?」などと様々な声があがった。

 まず、我慢している人はいるけれども、東京都について言えば、感染爆発したわけで、そんな状況でありながら「私たちは自粛している」と、一般化するのは、常日頃から自粛している私でも、ちょっと、言い過ぎだし、とても恥ずかしいことだ。

逆に、オリンピックに掛けて、ぐわっと、感染者数が減少していったのならば、「自粛している」と言えるのだが、どうかな?

自分ができていないことを棚上げして、他人のふりを批判して、その言い訳にしているように思えてしまう。

そして、間違えていけないのが、「オリンピック並みの感染対策」できれば、政府も文句は言わないと思うよ。

実家に帰省するに当たって、関係者は全員、帰省前14日間は隔離されて、毎日PCR検査、移動中は公共交通機関は使わず、途中、感染の危険性のある場所はほぼ避ける、常に、医療スタッフが待機していて、感染対応ができる、これくらいすれば、上のコメントで揶揄しているようなことは、見のがしてくれると思うよ。

言葉の表面的な意味だけを捉えて、現実に生活しているその人が、どのような状況下にあるかを考えていない、もしくは、考えられないというのは、どういうものかな?

一見、正論のような、これらのコメントも、こういう風に考えると、日本人の一部は随分幼稚になったというイメージを与えるのではないかな?

また、こういう題材を取り上げる、記者の品格も、まぁ、そんなものだな。

こういう報道や記事に、反応している人がいないかと思ったら、いた。

それも出処は同じ「スポニチアネックス」だ、今は、統合失調症というが、かつての呼び名、精神分裂病ではないかと疑ってしまうほどの節操のなさだ。

茂木健一郎氏、バッハ会長の銀ブラを擁護「こういうことにいちいち目くじら立てる方々、心が狭い」
8/10(火) 18:30配信 スポニチアネックス
 脳科学者の茂木健一郎氏(58)が10日、自信のツイッターを更新。東京五輪が閉幕してから一夜明けた9日夕、国際オリンピック委員会IOC)のバッハ会長が東京・銀座を散策したことにコメントした。
 茂木氏は「IOCのバッハ会長がオリンピックが終わったあと銀座を散歩するくらいいいじゃないかと思う。日本のことを良く知っていただいたり、宣伝にもなるし」と投稿。 「こういうことにいちいち目くじら立てる方々、心が狭いです」とツイートした。 

 茂木さんも、相当バッシングされていたけれども、上のような考えで見ると、バッシングする人々が、幼稚に見えるのであら不思議。

バッハさんは、お会いしたこともないので、良くわからないながら、私も、あまり有能な人だとは思えない。

けれども、あれだけ、日本国で中止・延期の世論が沸騰していても、一貫して開催を支持し続けたこと、それが日本にとっても、結果的に、とても良いオリンピックだったことを考えれば、批判はしても良いが、開催を強行した判断は間違いではなかったと、良かったことを褒めてあげて良いと思う。