110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

たぶん、損得とか、理屈でないことがあったんだと思う(智辯学園VS明徳義塾)

実は、智辯学園を応援していたので、結果は満足なのだが、それでも、凄いと思う瞬間があった。

それは、明徳義塾のそれまで好投していた吉村投手が、2つのヒットと死球で無死満塁となった時、1塁を守っていた、エースナンバーの代木が投げたそうな素振りをしたらしいのだが、監督はそれを退けて続投させる、しかし、次の打者にも死球を与え、同点になったのだが、それでも続投させ、ついに、逆転サヨナラ負けとなった。

例えば、代木が何か故障を抱えていたとか、具体的な事情もあったのかもしれない、しかし、1回なら良いのではないかと、交代させてしまう監督も多いのではなかろうか?

しかし、結果として負けても、吉村は代えなかった、その馬淵監督の采配に、得体のしれない凄みを感じた。

それだけの信頼を吉村に寄せていたのか、それとも、なんらかの事情があったのか、今のところはあれこれ推測するしかないのだが、それは、そのうち知る機会もあるだろう。

 

そして、試合は、とても素晴らしいものだった。