110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

怒り心頭!吉村知事「営業停止ですよ」

怒り心頭!吉村知事「営業停止ですよ」 休業要請に応じず酒類提供の店舗に
5/25(火) 18:55配信 スポニチアネックス
 大阪府の吉村洋文知事が25日夕、ABCテレビの情報番組「キャスト」に生出演。緊急事態宣言の中、休業要請に応じず酒類を提供する店舗に怒りをあらわにした。
 番組では要請に応じずに営業を続け、「売り上げが前年比の300%」などとする居酒屋を紹介。要請に応じている店との不公平感に吉村知事は「“正直者がバカを見る”なんてことはあってはならない!」と語気を強めた。
 「“もうかって仕方ない”とかおっしゃってますけど、ここのお店で来るお客さん、陽性になってお父さん、お母さん、命失ってもいいのかな?って思いますね。そういった方でも医療従事者の方は命を守る活動をしてるわけですよ。まあ、ぜひ協力してもらいたい」とあきれ気味に話した。
 要請に応じない店舗には「過料を科す」ところまでしかできない日本の法律についても、吉村知事は苦言。「(守らない店には)営業停止ですよ。“守らない方が売り上げ伸びて良かったよ”という店が出てくるのであれば、それを許していいんですか?法治国家として。営業停止にするとか、感染を抑えるためにもっと強い権限を与えてもらいたい」と、表情を引きつらせまくしたてた。
 大阪府はこの日、31日まで発令されている緊急事態宣言の「延長」を政府に要請することを決定した。 

この記事コメントしようと思っていたのだけれども、一時、どこかに行ってしまったので探していた。

この非常事態宣言下で店を開けて大きな利益を上げたという例があるのだが、実際、行政は甘くない、たとえ吉村知事が他の方に代わられたとしても、誰かは、覚えている。

現在の法制度では取り締まれないという理由を逆手に取って、一時的に利益を上げることはできるだろう、それなら、今のうちに、例えば、上場できるぐらいの規模になるか、適度に財産を作ったら、リタイアするつもりでやるか、そういう覚悟は決めておいたほうが良い。

この店が、同じ地域で営業を続けて、なんらかの苦境にたたされて、行政の支援を受けなければならないときに、それが、何年後、何十年後だろうと、このことは覚えていて、お返しをするのが、行政というものの本来の姿だ。

それがわかっていて、やっているのならば、良いと思う。

目先の利益だけに飛びついたとしたら、不幸なことになる可能性がある。