110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

夏休みの宿題

 TVを見ていたら、夏休みの宿題が激減したらしい。
 様々な理由が語られたがそこには出てこなかった事を考えた。

 宿題が減ったのは時代性なのだろう、それはそれで仕方がない。

 しかし、減ったことのデメリットはないのだろうか?
 宿題が減ったから、みんながみんな余裕ができたということなのだろうか。
 画面には小学生程度の子供が写っていたが、彼らのうちの一部は宿題やる時間がないほど忙しいのではないだろうか?
 そう、受験をする子やなにか特別なな技能を伸ばしている子がいるはずだ。
 昔は、宿題がたくさん出たから大変だった、でもその分そういうハンデも少なかっただろうね。
 結論として、できる子とできない子の差は広がるわけだ。

 さて、学校に行くということとは、突き詰めると何なのだろうか?
 自分が在学中はわからなかったのだが、たぶんその大きな目的のうちの一つは、自分の力で知識や技能を得る方法を会得することだと思う。
 それさえ得れば、もう学校に行かなくても良いのだ、だって自分でできるのだからね。

 それが、いつのまにか資格を取る目的に代わってしまったようだ。
 また、教育は与えられるものと錯覚しているところもあるのかもしれない。
 でも、独学してもいいはずなんだけれどね(医者など独学では無理なジャンルもあるけれどね)。
 本当は自分の意志でやる方が楽しいはずだけれどね。

 
 どうかな?