2017-05-22 清沢洌評論集 読書 #読書 本書は岩波文庫版。 先ごろ、岩波文庫版の「暗黒日記(抄)」も読んだが、戦前のジャーナリズムということを感じさせない鋭い視点に感心した。 この先わが国がどのような状況に陥るかはそれこそ不明なのだが、窮地に陥り極端な政治方針を打ち出さないとも限らない。 その時に、振り返るより所として、清沢洌の言う「リベラリズム」の考え方があると思うのだ。 未だ2冊でしかないのだが、この著者の本を読めたことはうれしい。