中江兆民評論集
本書は岩波文庫版。
軽率に当時の評論を現在に当てはめるのは本来ご法度だが、不思議と重なってしまうのは、意識せずに、自分の目線で解釈してしまうということなんだろうな。
私の知識では、読みにくいところも多々あるのだが、それでもなんとなく楽しんで読めた。
先日、馬場辰猪に関する本を読んだが、本書と重ねてみると、当時の世界的な帝国主義化に迎合して、民主主義を置き去りにして追随した、かの明治政府が良かったのか、自由民権運動を徹底して、民主主義を根付かせたほうが良かったのかは、歴史に「たられば」が無いのでもとよりわからない。
しかし、この時の選択が現在もわが国に影響を与え続けているようにも思えるのだ。
そう、あくまで表面上の民主主義に見えてしまうのだ、最近の政治がらみの事件を考えると・・・
軽率に当時の評論を現在に当てはめるのは本来ご法度だが、不思議と重なってしまうのは、意識せずに、自分の目線で解釈してしまうということなんだろうな。
私の知識では、読みにくいところも多々あるのだが、それでもなんとなく楽しんで読めた。
先日、馬場辰猪に関する本を読んだが、本書と重ねてみると、当時の世界的な帝国主義化に迎合して、民主主義を置き去りにして追随した、かの明治政府が良かったのか、自由民権運動を徹底して、民主主義を根付かせたほうが良かったのかは、歴史に「たられば」が無いのでもとよりわからない。
しかし、この時の選択が現在もわが国に影響を与え続けているようにも思えるのだ。
そう、あくまで表面上の民主主義に見えてしまうのだ、最近の政治がらみの事件を考えると・・・