110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

本来は丁寧であるべきなんだけれども

 川崎市で起きた事件については、今日もTVで良く取り上げられている。
 本人が亡くなっったので正確な心境は計り知れないはずなのだが、識者と見受けられる人があれやこれやと予言をしている。
 それはそれで敢えて言えば「平和な光景」なのだが、ひとつ気になったことがあった。

 それは、犯人の足取りを検証しようということで、自宅から犯行現場前までの状況をカメラに収めたものなのだが、その時に、全部の車ではないのだが、ナンバープレートが完全に読み取れる画像を平気で流していた。
 事件の重要性や特殊性から比べれば、そこまで見ている人は少ないから良いのだ…なんて言ってはいけない、これ見る人が見たらどこの誰がそこにいたのか特定できてしまう。
 あきらかにプライバシーを侵害している。

 全国ネットのTV局である以上、編集作業の時間が少なかったなどの事情もあるのかもしれないのだが、丁寧に仕事を進めるべきだと思う。
 そういう緩みが大きな失策へとつながらないとも限らない。