少しづつ顕在化してくる
私の住んでいる地域は比較的年齢層が高いところだと思う。
ただし、最近は、大きなお屋敷が土地を売って建売の一戸建てに変わったり、アパートを建る人も現れて、比較的若い人も目に付くようになってはきた。
しかし、大勢は変わらない様で、(23区内の)他地域よりも高齢化が顕在化している地域ではないのかと思っている?
ちなみに、昨日買い物に生協へ行ったら、入った途端、ストレッチャーが居て、高齢者が救急車で運ばれていった、前にもあったのかもしれないのだが、私ははじめて目撃した。
それから、町中に車椅子が増えた。
我が家は、車椅子の先駆けで、どこよりも早く外出には車椅子を使い始めたのだが、去年ぐらいからは、当たり前の様に見かける光景となった。
良くいくスーパーに、車椅子単独(介助者無し)で買い物に来ている人を最近見かけるのだが、これはいつまで続くのか、心配ではある。
いつ頃だろう、セニアカー(電動の車椅子みたいなやつ)で買い物に来ていた人もいたが、ご当人には大変申し訳ないが、やはり、周りの人にとっては危険だと思ったし、ほどなく、見かけなくなった(入場禁止にでもなったのかもしれない)。
こういう状況を見ていると、これから、どんどん高齢者が自分も含めて増えていく現実に対して、本当にどうしていくべきか考えていかないといけないなと思った。
・なるべく長いこと、買い物など歩いて行けること。
・家事ができるようにして、生活のリズムを維持できるようにすること。
こんなことかな?
車椅子でも車輪の小さいヤツがある。
これは、自分では車輪を回せない人、すなわち、介助がないと車椅子を動かせないタイプで、これだと、かなり自分の生活が制限されているだろうから、傍目で見ていても、心配してしまう。
家の母親は、まだ、自分で車椅子を動かしてトイレに行ったりできる、これは、やはり幸せなことのうちなんだろうな。
スーパーで、結構なお年寄りが、カップラーメンや調理パンなどを大量にカゴにいれてるのを見るのは、心配なことだ。
確かに、歳をとると面倒くさいことが増えるが、生活を投げてはいけない・・・ような気がする。
まぁ、私も、今の様に母親の介護していなければ、晩年は、カップラーメンで生活することになっただろうことを考えると、それ(=介護すること)にも良いところがあるのだろうね。
そして、不思議な事に、他のどの家よりも早く介護状態になったと思うのだが、却って、破綻せずに長続きしている。
(失礼ながら)わが家よりもはるかに元気そうだったお隣の家も、昨年車椅子生活になってしまった。
介護状態というのは、突然来るものなんだね。
でも、突然来ると思うのは介助者(介護者)の方で、よく見ていると、何か兆候はでているのだと思う、希望的観測やら、介護状態に入りたくないので、見ないふりをしているうちに、にっちもさっちも行かなくなぅてしまうんだろな。