110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

Go To トラベルの悪影響で「年金減額」の可能性

母親の介護をしながら、静かに暮らしてきたのだが、それもままならなくなって来たようだね。

医療費の負担増も含めて、まぁ、家の母親は受け入れられるだろうが、かつかつの人(将来の私)などは、どうなるのだろうね?

高齢者を見ているとわかるのだが、元気なうちは本当に手が掛からない、多少、動きがのろくなったり、物覚えが悪くなったりするのだが、ただし、病気を患ったりして、介助が必要になると途端に大変なことになる、病気を患うと医療費が馬鹿にならない、介助が必要になると、介護保険で負担できる以上の費用が結構掛かる、また、住宅改修などの費用が出せるかどうかでもその後の展開が変わってくる、例えば、わが家の場合、入院後足腰が弱ったので施設に入所させ、その後、自宅に戻したのだが、その時に、車椅子生活を想定して、バリアフリー化し車椅子でトイレに行けるように改修した、また、用心のためにポータブルトイレをベッド脇に置くようにしたのだが、もし、こういう措置をしていなければ、トイレの利用の度に介助が必要になり、場合によっては(よらなくても)ベッドの上に粗相をするようになってしまったかもしれない、そういう、人格を否定するような行為を続けると、負のフィードバックを引き起こす可能性があり、寝たきりや、認知症(精神面の衰え)を引き起こすのではなかろうかと、今は考えている、現状、母親は90歳になり、肉体的にも、精神的にも衰えては来ているのだが、未だ、四六時中介護を必要とはしていない、入院後の経過で、一時は、施設への入所も考えたのだが、家に戻して、経済面でもそうだが、実際面でも、多少老化を遅らせられたと思うので良かったと思う、施設への入所は、悪い選択ではないと思うし、要介護が4とか5とかになったら、私も選択すると思うのだが、ショートスティなどでの比較的長期に入所されている他の方を見ていて、余りにも良く介助されすぎていて(居心地が良い)、覇気が感じられない人が結構いたのだ、また、施設だと、介護士の方々との関係や、入所者との関係で、嫌なことがあってもおいそれとは戻すことができないので(それができるだけの金銭的な余裕がある人もいるだろうが)、なるべく、短期的に施設を利用して雰囲気を確認しつつも、最後の手段としたいとは思っている、今は、母親はショートスティの最中なので、彼女が家にいない時にやれることができる、また、昨日は、4年に一度と言うガス器具の点検があったり、今は、家の目の前で工事をしているのだが、丁度、不在の時にやってもらえれば、いたずらに、彼女に不安感を持せないので好都合ではある。

Go To トラベルの悪影響で「年金減額」の可能性…全く無縁の高齢者は踏んだり蹴ったり
12/15(火) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL
 高齢者にすれば、まさかの事態だ。「Go To トラベル」の“魔の手”は虎の子の年金にも及びそうだ。「Go To」の開始以降、消費者物価指数に負の影響を与え、来年度の年金は減額の可能性が出てきた。
 来年度から年金額の改定ルールが変わる。具体的には現役世代の負担緩和と称し、年金額を調整する「賃金・物価スライド」を見直す。従来は物価の変動がプラス、賃金の変動がマイナスだと、年金額は据え置くが、新ルールでは賃金のマイナス変動を優先。年金はマイナス改定となる。
 問題は賃金の変動を表す「賃金改定率」だ。算出には前年の消費者物価指数が加味されるが、足元では「Go To」が超のつく下落要因となっている。
 東京発着が解禁された10月の消費者物価指数のうち、「宿泊料」指数は前年同月比37・1%も下落。総務省が先月20日に公表した試算によると、「Go To」の大幅割引の影響だけで、33・7ポイントも押し下げていた。物価指数全体の足も引っ張り、10月の総合指数は前年同月比0・4%減。前出の試算だと「Go To」の影響を除けば、前年同月比0%にとどまっていたから、完全な疫病神である。
「Go To」が消費者物価指数を大幅に引き下げているせいで「賃金改定率」もゼロを切り、年金もマイナス改定となる――。9日の衆院厚労委員会で共産党の宮本徹議員が追及すると、田村厚労相は年金減額の可能性を否定できなかった。
 宮本は続けて「国民年金だけで生活を切り詰めて暮らしている高齢者に『Go To トラベル』は全く無縁。人為的に物価を下げた影響で年金がマイナスになるのは極めて理不尽だ」と批判。政府に年金減額停止の特例措置を求めたが、田村は「後世との公平感、負担感」を理由に「特例は考えていない」と突っぱねた。
 65歳以上は「利用を控えろ」と迫られているのに、冷血政権の「Go To」固執のせいで年金減額とはムチャクチャだ。さらに75歳以上の医療費負担は2倍増だから、むごい仕打ち。年金生活者は踏んだり、蹴ったりである。