ここまでくると、数学、統計学などの予想を、人間が信じるかどうかに掛かってくる。
今日のTVで現在のまま何も対策をしなければ、東京都で、一日の新規感染者数は1000人、3000人と伸び、10月には7000人になって、落ち着くだろう、という予測が立てられた。
当然、新規感染者のうちから、ある確率で重症化し、ある確率で死者が出る。
また、これだけの感染者数が出れば、医療崩壊の可能性が高く、そうなれば、今なら、回復できる患者が、いたずらに、重症化し、死に至ることは、海外の医療崩壊事例で経験済みのはずだ。
都内のお金持ちたちは、この傾向が表面化すると、東北などの感染者のいない地域へ疎開する人も出てくるだろう。
そして、緊急事態宣言をしなければならなくなる事態ともなるだろう。
さて、再び問いかけるのだが、こういう、大変嫌な現実を予想させる数学的モデルをあなたは信じることができるだろうか?
ちなみに、現在の政府も都もそういう数字は無視しているかのように振舞っている。
東京都は、対策を怠り、まず首都圏、そして、全国に感染を広げた。