過大なコロナ対応による経済活動の停滞についての予備知識
年間死者数が出生数を大幅に上回っている現状が一番の問題点だろう。
ちなみに、経済活動の低迷による自殺者の増加を提唱する人がいるのだが、2019年の資料では20,169人、一番の自殺要因は健康問題9,861人、次いで経済・生活問題3,395人となる。
コロナと比較されるインフルエンザの年間死者数は、ちょっと資料が古いのだが2018年で3,325人。
さらに、身近な死亡要因のひとつ、交通事故死者数は2019年度で3920人。
見逃されているのは、転倒や転落死9,645人(年度不明)。
コロナウイルスの死者は1,042名と今のところ少ない、が不明確な部分が多く、特に高齢者を抱える我が家は警戒は解けない。
まぁ、コロナの一番の問題は、現在の自粛が適切かどうかということだが、これは、価値判断なので一概に決められない。
例えば、経済活動の停滞による、自殺者数の増加はあるだろう、それが、どの程度になるだろう、内訳を見ると昨年の健康問題の自殺者数を上回るのだろうか?
統計的な判断は、その見方により変わってくる、残念ながら、どれが良いとか悪いとかは特に個人の判断では難しい。
となると、政府がきちんと方針を打ち出していくしかないだろうね。
現在では、自粛派と経済優先派が均衡しているようだが、これに決着をつけるまでには、未だ時間が掛かるだろうね。
一つ言えるのは、世界がこれほど「不要不急」の事業(経済)で成り立っているという事だと思う。