110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

不吉な前兆

先月、ショートスティから帰ってきた母親が、期間中に事件があったという話をしたのだ。

まぁ、私はそんな話には興味もないし逆に事件に巻き込まれることを心配したのだが、この話を、彼女は、ケアマネさんなど、人に会うたびにするのだ、いわゆる武勇伝だと思っているのだろう。

その、ケアマネさんが気を利かせて、その施設にそういう事件があったのかを問い合わせしてくれたのだが、実は、そんなことは起きていなかったというのだ。

まぁ、かなり前から、認知症の疑いは持たれていたが、このところ、厳しくなってきたようで、介護している私も、話をしていると違和感を感じることがある。

とりあえず、よそ様に迷惑が掛からなければよいのだが、本人(母親)はのんきなもので、自分のことは差し置いて、認知症で大声で話す人がいるなんてことを言うのだから、人間というやつは、得体がしれないと言うか、面白いと言うか?

私が誰だかわからなくなって、金を盗んだとか言ったり、トイレがうまく行かなくなってきたら、そろそろ、施設に永住してもらうことを考えようかとも思う。

10年以上付き添ってきたから、個人的には良いかなとも思うのだが(まぁ、言い訳だな)?