構造と解釈(渡邊二郎著)
本書は1988年放送大学養育振興会から刊行されたもの、私は、ちくま学芸文庫版で読む。
本書の題名の、構造は「構造主義」、解釈は「解釈学」を指す。
この二つの主題を取り上げて、解説してくれるもの。
行過ぎた自然科学主義への警鐘が、ちらりと読み取れる。
さて、本書の特筆は、解釈学として取り上げられた、ハイデッガーの解説が物凄くわかりやすいことだ。
今まで、何冊かの入門書を読んだが、本書が一番良かった。
本来、この題名から、ハイデッガーの入門書のイメージはわかないだろうから、埋もれた著作と言う感じがする。
また、全体についても、大学用テキストのために書かれたものとして、読みやすい。
そういう面で、ストレス少なく、楽しい読書ができたのだ。
もっと早く気づいていれば・・・でも、著者名だけを見ると、構えてしまうのだ。
本書の題名の、構造は「構造主義」、解釈は「解釈学」を指す。
この二つの主題を取り上げて、解説してくれるもの。
行過ぎた自然科学主義への警鐘が、ちらりと読み取れる。
さて、本書の特筆は、解釈学として取り上げられた、ハイデッガーの解説が物凄くわかりやすいことだ。
今まで、何冊かの入門書を読んだが、本書が一番良かった。
本来、この題名から、ハイデッガーの入門書のイメージはわかないだろうから、埋もれた著作と言う感じがする。
また、全体についても、大学用テキストのために書かれたものとして、読みやすい。
そういう面で、ストレス少なく、楽しい読書ができたのだ。
もっと早く気づいていれば・・・でも、著者名だけを見ると、構えてしまうのだ。