110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

モンゴル紀行(司馬遼太郎著)

 本書は、「街道をゆく」シリーズのひとつ、朝日文芸文庫版を読む。

 著者がモンゴルを訪問したのは1970年代で、当時のソ連経由であった。
 当時の、ソ連の交通事情には苦言を呈しつつも、その後の、モンゴル国内の滞在は、とても素敵な体験であったようだ。
 それから40年程も経過しているが、司馬氏の見たモンゴルは今も見ることが出来るのだろうか?
 ゴビ砂漠に咲く「ゴビン・ハタン」や、モンゴルの草の香りとはどんなものであろう?
 そんな夢のような国があったのだ(今もあるかも・・・)。