未来批判(エルヴィン・シャルガフ著)
本書は法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス1994年刊行のもの。
この著者をご存知の方は本書も現代の文明批判であることは自明だろう。
私もこういう批判を好む性質なのだが本書のように徹底していると息苦しくなったしまうこともある。
まだ、この先何百年かもっと長く存在するのだろうが人類の未来はどうなのだろう?
人間が関与してからここ数百年が顕著だが、地球環境の本来持つサイクルとはずいぶんかけ離れた状況を生み出していることは自明の事のように思う(これも地球の歴史としては折込済みなのかもしれないが)。
環境問題や何や小賢しいことも多少は書けるが、それよりもなによりも、私のような凡庸な人間がのんびりと生きて死ねる世の中にしてほしい。
一部の頭の良い連中の存在価値は大いに認めるが、その他大勢の凡庸がそういう難しい理屈に振り回されずに暮らせる社会があれば良いと思う。
でも、それが一番難しいことなんだろうね。
この著者をご存知の方は本書も現代の文明批判であることは自明だろう。
私もこういう批判を好む性質なのだが本書のように徹底していると息苦しくなったしまうこともある。
まだ、この先何百年かもっと長く存在するのだろうが人類の未来はどうなのだろう?
人間が関与してからここ数百年が顕著だが、地球環境の本来持つサイクルとはずいぶんかけ離れた状況を生み出していることは自明の事のように思う(これも地球の歴史としては折込済みなのかもしれないが)。
環境問題や何や小賢しいことも多少は書けるが、それよりもなによりも、私のような凡庸な人間がのんびりと生きて死ねる世の中にしてほしい。
一部の頭の良い連中の存在価値は大いに認めるが、その他大勢の凡庸がそういう難しい理屈に振り回されずに暮らせる社会があれば良いと思う。
でも、それが一番難しいことなんだろうね。