断章121~125
久しぶりに再開してみよう。
断章121
「自然は常に同じ事を繰り返す」ものだという、そして「一種の無限と永遠とができる。しかし、これらすべてのもののどれかに無限や永遠のものがあるというわけではな」く「それらの限られた存在が、無限に増加されていくのである」その要因として「無限なのは、それらのものを増加させる数だけだと、私には思われる」
要因と勝手に書いてしまったが「数」が無限の要因であるとする証明が必要だが、この断章では解決されない。
断章122
「時は、苦しみや争いを癒す。なぜなら人は変わるからである。もはや同じ人間ではない。侮辱した人も、侮辱された人も、もはや彼ら自身ではないのである。それはちょうど、かつて怒らせた国民を、二世代たって再び見るようなものである。彼らは依然としてフランス人ではあるが、しかし同じフランス人ではない。(全文)」
素敵な断章だ、素直に信じたい。
でも現実には癒されない苦しみや争いがまだある。
私たちは、パスカルの願いを超えていないのだろうか、それとも、それは進歩することの対価なのだろうか?
断章123
「彼は、十年前に愛していたあの女性をもう愛していない。それはそうだろうと私は思う。」
彼も彼女も「同じではない」し、彼も彼女も「若かった」だから「彼女はすっかり変わってしまった。あのときのままの彼女だったら、彼もまだ愛したかもしれない」
彼女いわく『失礼にもほどがあるわ』。
断章124
「われわれは事物を別の面から見るばかりでなく、別の目でもって見る。だからそれらの事物が同じように見えるわけがない」
私たちは、仮に同じ聴覚刺激を受けることができたとしても、その見え方が異なるだろう。
そこには、その人の解釈がふくまれるから。
自民党のひいきの人には安倍さんは素敵に見える、でない人は・・・?
断章125
「反対。
人間は、生来、信じやすくて、疑いぶかく、臆病で、向こう見ずである」(全文)
斯様に人間とは矛盾に満ちた存在であります。
断章121
「自然は常に同じ事を繰り返す」ものだという、そして「一種の無限と永遠とができる。しかし、これらすべてのもののどれかに無限や永遠のものがあるというわけではな」く「それらの限られた存在が、無限に増加されていくのである」その要因として「無限なのは、それらのものを増加させる数だけだと、私には思われる」
要因と勝手に書いてしまったが「数」が無限の要因であるとする証明が必要だが、この断章では解決されない。
断章122
「時は、苦しみや争いを癒す。なぜなら人は変わるからである。もはや同じ人間ではない。侮辱した人も、侮辱された人も、もはや彼ら自身ではないのである。それはちょうど、かつて怒らせた国民を、二世代たって再び見るようなものである。彼らは依然としてフランス人ではあるが、しかし同じフランス人ではない。(全文)」
素敵な断章だ、素直に信じたい。
でも現実には癒されない苦しみや争いがまだある。
私たちは、パスカルの願いを超えていないのだろうか、それとも、それは進歩することの対価なのだろうか?
断章123
「彼は、十年前に愛していたあの女性をもう愛していない。それはそうだろうと私は思う。」
彼も彼女も「同じではない」し、彼も彼女も「若かった」だから「彼女はすっかり変わってしまった。あのときのままの彼女だったら、彼もまだ愛したかもしれない」
彼女いわく『失礼にもほどがあるわ』。
断章124
「われわれは事物を別の面から見るばかりでなく、別の目でもって見る。だからそれらの事物が同じように見えるわけがない」
私たちは、仮に同じ聴覚刺激を受けることができたとしても、その見え方が異なるだろう。
そこには、その人の解釈がふくまれるから。
自民党のひいきの人には安倍さんは素敵に見える、でない人は・・・?
断章125
「反対。
人間は、生来、信じやすくて、疑いぶかく、臆病で、向こう見ずである」(全文)
斯様に人間とは矛盾に満ちた存在であります。