110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2014-01-01から1年間の記事一覧

ピアニストは指先で考える(青柳いづみこ著)

本書は中央公論新社2007年刊行のもの。 本書はエッセィの様な体裁ながらピアニストに必要な体の使い方について書かれている。 ピアニストである以上アスリートに匹敵するほどに、体の動きについて深く考えなければならない。 自分に、与えられた身体の状態(…

風の谷のナウシカ(宮崎駿著)

本書は、ANIMEGE COMICSワイド版で読む。 最終にして難解な第7巻ですら70刷を超えるのだから凄まじい本である。 この著者の言葉について対談集など何冊か読んだ、完全な理論派ではなく芸術的直感、意識と無意識がないまぜになったところからあの作品が生まれ…

BookOffの野方店もなくなった

今日は、久しぶりに野方、都立家政、中村橋と西武線沿線の古本屋を覗くつもりで歩いたのだが、まず、BookOffの野方店はすでになく(先日目白店が無いのに気づいたのだが)、「DORAMA」という古書店(高円寺の店が中核か?)の野方店は4/20までで閉店、中村橋…

野口体操入門(羽鳥操著)

本書は岩波アクティブ新書版。 本の中には「さっ」と読んで、おしまいという本もあれば、本書の様に「さ」っと読めるけれども実践するとなると10年単位くらいで考えなければいけないものもある。 私も本書を「さっ」と読んでしまったがこれに類することは経…

BookOffの目白店がない

久しぶりに目白駅の近くにある(と思っていた)BookOffへ行くとマツモトキヨシになっていた。 少し寂しく感じたが、数店舗のBookOffを歩きまわって思うのだが、活字本の棚は縮小傾向にある、そうするとマンガやDVD、ゲームなどに売上の重心は移っているだろ…

社会を変えるには(小熊英二著)

本書は講談社現代新書版、新書大賞2013の第一位だそうだ。 小熊英二という人は一目置かざるを得ない人材であり、未読のものも含めて今後読んでいきたい著者だ。 遅ればせながら本書のあとがきにて、2009年に意識不明になり入院したと知りその才能が失われた…

ちょっとした事

昨日の昼食は立ち食いそば屋であった。 私は、うどん党なのだが、「きつね」というと即座に「そばですか?」と聞かれたので、「うどん」と答えたのだが、なんとなくつゆがうまく絡んでこない。 そして、気づいたのだ、なぜ先ほど「そばですか?」と聞いたの…

小滝橋通り、カーチェイス

今日、新宿の方へ行った帰り道(午前11時頃)、小滝橋通りを新宿の大ガードから大久保方面へ歩いていると後ろからパトカーのサイレントともに停車しなさいのどなり声が聞こえるので振り向くと、東京無線系の緑と黄色のタクシーが爆走してきた。比較的細い道…

壊れた樋の応急処置をしてみたが

壊れた樋の水が集まるところ(集水器かな)にビニール袋をあてがってみた。 完全なシールではないので多少水が漏れるのはしょうがないとして、 ベランダがびしゃびしゃにならない程度には効果があればよいのだけれども・・・ さて、今日の夜は雨だそうな。 結果…

今頃気づく

昨日の雨の音を聞くとどうも変だった。 どこかで雨漏りしているような感じだ。 しかし、音は外から聞こえる。 ということで、今日屋根を観察すると樋が壊れていた。 これは先日の雪のせいだろう。 以前台風で外れたことはあるが、今回はその重みでねじ曲げら…

新選組の哲学(福田定良著)

本書は昭和49年新人物往来社刊行のもの、私は中公文庫版(昭和61年初版)で読む。 新選組で哲学が語れるかどうかという問題はは私には分からないが、これは気持ちよく読むことができる本であった。 しかも、対話篇となっており、難解ではない。 難解であるこ…

椎名町にある

ギガという意外と大きな本屋が昨日閉店した。 2階の古本屋はたまに覗いたりしていたので残念だ。 紙メディアの衰退は止められないのだろう。

雪かき

昨日来の雪が結構積りましたがもう既に雪かきは終えたお家も多いことでしょう。 さて、本日は意外にも気温は高めですので本日中になるべく太陽熱で溶かしましょう。 道のわきに排水溝があれば、まずそのルートを確保しましょう、そのルートを通って溶けた水…

今年は初日の出は無し

新年あけましておめでとうございます。 例年、正月一日は高尾山から神馬山まで夜通し歩いていたのだが、今年は無し。 まぁ、おうちの事情もあるし、長いこと履いている靴のかかとが破れてきて尖った石や枝を踏み抜いて怪我してしまう危惧があるからだ・・・とい…