110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

(原稿用紙10枚を)書く力(齋藤孝著)

 読むほうは「雑読」だが、書くほうはさっぱりだなぁ。
 と目に付いたのが本書。
 原稿用紙10枚の文書を書ければ、もっと枚数が多くても書ける。

 そのためには、
 すぐに書き始めるのではなくて、きちんと構想を練るのだよ。
 ポイントは3つくらい用意するんだよ。
 読書する時は、3色ボールペンを持って、「重要」は赤、「まあまあ重要」は青、「個人的に気に入った」は緑で線を付けとくと後でわかりやすいよ。
 書くための本は選ぶんだよ。
 などという事が書いてあり「成程」と思った。

 そのうち、「長い文章にも挑戦しよう」

 そして、本書の内容が、「歩く」事と共通している事に気づいた。
 自分は、現在、一日に11万歩、歩いた事があるが、この下地が、日々2,3万歩(15~20km)歩いてもへこたれない力なのだろう。
 そして「「歩く」に匹敵する程、練り上げたい「能力」は「読書(力)」なのだが、なかなか「スピード」と「理解力」が上がらない、さらに「漢字の読み」も必要だ。
 そんなわけで、お恥ずかしい話、最近(学生の頃より封印していた?)「漢和辞典」を良く使うようになってしまった。