110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

だから、貯金をしたのかな?

新型コロナ禍では経済の先行きに対する不安が出ている、収入減や無収入に対して、政府は金銭補助をするべきだといういわゆる識者の意見がニュースに並ぶ。

でも、なさそうだよね財政的にお金?

消費税上げるくらいだからね。

さらに、アメリカの例を見ても分かるように、物凄い国家負担はあるけれども「国民皆保険」の制度は涙が出るくらい良い制度だよね。

そして、こういう危機になると、貯金の有難みがわかるよね?

経済活動が安定していた時は日本人の一部の人がお金を使わないで貯金するのは悪い・・・みたいな議論もあったけれども、こういう状況になってみると、向こう数か月でも何年かでも良いから、無収入でも暮らせるだけの貯えは重要だよね。

私も、戦後生まれだし、もうその当時のことは一般には表面上忘れ去られているけれども、戦後の混乱期を暮らした人はどこかにそういう記憶を持っていたのではなかろうか、だから貯金をする、いつ何時酷い状況が来るかもしれないから、なんて想像をしてしまう。

まぁ、今の政府は、当然今の時代性を背負っているから、不満は出るかもしれないけれども何らかの補助を行うだろうけれども、それでも忘れてはいけないことがあるのだろうね。

そう、保険と言う手段もあるよね?

でも、あの大地震や直近の台風被害でもそれなりに任意の部分で保険を積み増していた人は有利だったはずで、その追加分は、ある意味、貯金に相当するのかもしれないね。

そして、お金持ちはそんな(金銭的な)心配はほぼ無いだろうから、貯金をするのは、余り裕福でない人たち(私)なんだろうな?

なんか、不思議な結論だね、弱者ほど貯金をしないといけないからね。