110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2007年12月15日の歩き

 今回の歩きも「拝島駅」へ行きましたが、いつもとは少し違うルートでした。
 まず、自宅から「中野駅」へ出て、その後は、JR中央線、と青梅線の線路沿いを歩いて、拝島駅まで行きました。
 実はちょっと疲れていたので、ゆるゆると歩きました。

 そして、今回は、歩きながら、本の買い出しをするというような状況になりました。
 それは、数日前に、古本屋のリストを見ていると、面白そうな蔵書リストがHPに出ている本屋が国立市にあったので行ってみようという「たわいもない」理由からでした。
 歩きの方は、総歩数が51,000歩程度でした。

 さて、ちなみに、買い出しの方は、

 (1)「精神としての身体(市川浩著)」これは、既に、本ブログでも紹介ずみですが、講談社学術文庫版でなく、勁草書房版が安く出ていたのをチェックしていたのを買いました、これは、計画済みでした。(中野駅付近のBookOff

 (2)「テスト氏、未完の物語(ヴァレリー著)」テスト氏の話は、度々各書で取り上げられているのですが、読んだことが無かったので思わず手が出ていました。(荻窪駅付近の古本屋)

 (3)「亡命の現代史6 バルトーク晩年の悲劇(アガサ・ファセット著)」こんなシリーズがあるとは知りませんでした、これも古本屋に実際に行くというおかげですね。何故バルトークなのかというと、「小さなものの諸形態(市村弘正著)所収の「文化崩壊の経験-晩年のバルトークについての脚注」が頭をよぎったからです。(荻窪駅付近の古本屋)

 (4)「あいだ(木村敏著)」精神医学系の著者の作品は個人的に好きなので買ってみました。本自体が薄かったので、早速、読んでみましたが、感想は「?」でした。(国立駅付近の古本屋)

 (5)「ハイデルベルク(生松敬三著)」生松氏の著作ですからね、即決です。(国立駅付近の古本屋)

 (6)「<在る>ことの不思議(古東哲明著)」なんとなくパラパラと読むと、どうもハイデッガーに関係がありそうでしたので買ってみました。ハイデデッガーの良くわけのわからない「あの」文体を読み解くためのヒントをくれそうです。(国立駅付近の古本屋)

 リュックに6冊(実は、家を出るときに1冊持っていっているので、本当は7冊)もあると「重い」のですよね。
 今回は、5万歩程度でしたので、良かったです。
 歩きに集中しているとき以外はこんな感じでフラフラ寄り道していますね。