思考のレッスン(丸谷才一著)
本書はとても良い本です。
既に読まれた方もいらっしゃるでしょう。
丸谷氏は、山崎正和氏の本を追いかけているうちに共著しているのがあることで、興味を持ちました。
本書は、文春文庫版で読みましたが、本の読み方、文章の書き方、そして、考え方など、表題の如く「思考」についての取り組み方が、非常にうまくまめられています。
疑心暗鬼な方は、文庫版のあとがきを読んでみて興味が持てたら買われれば良いでしょう、古本でも出回っていますので、一食分よりも安い投資で手に入ることでしょう(お昼を抜けとはもうしませんが)。
読んでみると、丸谷氏の知識の幅に驚かされます。
そして、私としては、ところどころに、思想系の著者の名前が出てきて「ドキッ」とします。
(バルトやレヴィストロースなど)
「こんな範囲まで読んでいるのか」
そして、とても楽しい文書なのですが、その奥で「自分で考えろ」と詰め寄ってくるのです。
でも、私は、本を破くことはできません。
既に読まれた方もいらっしゃるでしょう。
丸谷氏は、山崎正和氏の本を追いかけているうちに共著しているのがあることで、興味を持ちました。
本書は、文春文庫版で読みましたが、本の読み方、文章の書き方、そして、考え方など、表題の如く「思考」についての取り組み方が、非常にうまくまめられています。
疑心暗鬼な方は、文庫版のあとがきを読んでみて興味が持てたら買われれば良いでしょう、古本でも出回っていますので、一食分よりも安い投資で手に入ることでしょう(お昼を抜けとはもうしませんが)。
読んでみると、丸谷氏の知識の幅に驚かされます。
そして、私としては、ところどころに、思想系の著者の名前が出てきて「ドキッ」とします。
(バルトやレヴィストロースなど)
「こんな範囲まで読んでいるのか」
そして、とても楽しい文書なのですが、その奥で「自分で考えろ」と詰め寄ってくるのです。
でも、私は、本を破くことはできません。