成功はゴミ箱の中に(レイ・クロック/ロバート・アンダーソン著)
本書は、2007年プレジデント社版で読む。
ご存知の方もいらっしゃるでしょう、マクドナルドの創業者の自伝である。
特筆すべきは、クロック氏が52歳のときに創業し世界的な企業にまで高めたということだろう。
だから、日本の高齢化した人々も、新しい市場を創出する余地はあるのではないか・・・まぁ、今のところは可能性は低そうだが。
それは、本書を読んでみると判るのだが、(現在のアメリカがどうかはわからないのだが)氏が創業途上のアメリカには、リスクもあるが、創業への支援、そして気風がある。
その一例として、全然異業種に経験もなく参入するというときに、自己資本が少ないとして、日本の金融は貸し出しをするのだろうか?
まぁ、そんな批判はさておき、日本は、煮えきらずに停滞させてしまった「ベンチャー企業(死語かもしれない)」の育成に取り組むべきだと思う。
それも、お金や余裕があった15年ほど前とは別に、お金も余裕もなくなるという前提で取り組むのだ(背水の陣)。
現在は、民間から政府へと、主導権が必然的に移動している時期だが、再び、民間に主導権を取り戻さないと、なかなか大変なことになるのではないか・・・と思う。
そう、お役所はコストセンターでしかないのだから。
さて、本書で面白いなと思ったのは「フィレオフィッシュ」の誕生についてで、宗教的な事情から金曜日には肉を食べない地域で、売り上げを落とさない工夫からできたもの、というのは私は知らなかった。
月並みだが「必要は発明の母」ではある。
おまけとして、読書の時間の取れない人は、巻末の柳井正氏の解説(付録2)を立ち読みすること、これで十分意は通じるのだ。
ご存知の方もいらっしゃるでしょう、マクドナルドの創業者の自伝である。
特筆すべきは、クロック氏が52歳のときに創業し世界的な企業にまで高めたということだろう。
だから、日本の高齢化した人々も、新しい市場を創出する余地はあるのではないか・・・まぁ、今のところは可能性は低そうだが。
それは、本書を読んでみると判るのだが、(現在のアメリカがどうかはわからないのだが)氏が創業途上のアメリカには、リスクもあるが、創業への支援、そして気風がある。
その一例として、全然異業種に経験もなく参入するというときに、自己資本が少ないとして、日本の金融は貸し出しをするのだろうか?
まぁ、そんな批判はさておき、日本は、煮えきらずに停滞させてしまった「ベンチャー企業(死語かもしれない)」の育成に取り組むべきだと思う。
それも、お金や余裕があった15年ほど前とは別に、お金も余裕もなくなるという前提で取り組むのだ(背水の陣)。
現在は、民間から政府へと、主導権が必然的に移動している時期だが、再び、民間に主導権を取り戻さないと、なかなか大変なことになるのではないか・・・と思う。
そう、お役所はコストセンターでしかないのだから。
さて、本書で面白いなと思ったのは「フィレオフィッシュ」の誕生についてで、宗教的な事情から金曜日には肉を食べない地域で、売り上げを落とさない工夫からできたもの、というのは私は知らなかった。
月並みだが「必要は発明の母」ではある。
おまけとして、読書の時間の取れない人は、巻末の柳井正氏の解説(付録2)を立ち読みすること、これで十分意は通じるのだ。