ニーベリンゲンの歌(相良守峯訳)
本書は岩波文庫版ファウストと並ぶドイツの2大文学とされる作品である。
もしかすると、これはドイツ語で読むべき本かもしれない。
イリアスと並ぶ叙事詩と呼ばれその片鱗は伺えるのだが、この話の流れはただただ悲惨な殺戮劇であり何一つ得るものはないように思うのだ。
最後の一節に「これぞニーベリンゲンの災いである」とあり、この文章を題名とする本もあるのだがこちらのほうが相応しいと思う。
一つの英雄譚として異世界とみて読むのならば良いのかもしれない、しかし、自分の周りにリアルに貼り付けるには余りにも厳しい世界だ。
女王の嫉妬や恨みのような小さな根から生じて国を挙げての殺戮ではどこにも救いはない。
ただただ相手を打ち負かし続けるゲームの感覚だ。
私にゃ分らん世界だ!!
ただし、読書する価値はあるぞ。
もしかすると、これはドイツ語で読むべき本かもしれない。
イリアスと並ぶ叙事詩と呼ばれその片鱗は伺えるのだが、この話の流れはただただ悲惨な殺戮劇であり何一つ得るものはないように思うのだ。
最後の一節に「これぞニーベリンゲンの災いである」とあり、この文章を題名とする本もあるのだがこちらのほうが相応しいと思う。
一つの英雄譚として異世界とみて読むのならば良いのかもしれない、しかし、自分の周りにリアルに貼り付けるには余りにも厳しい世界だ。
女王の嫉妬や恨みのような小さな根から生じて国を挙げての殺戮ではどこにも救いはない。
ただただ相手を打ち負かし続けるゲームの感覚だ。
私にゃ分らん世界だ!!
ただし、読書する価値はあるぞ。