東京都545名で、重症者は41名(±0)、死者は5名、首都圏1067名、全国比31%
小池知事も高齢者なので感染防止に重点が置かれている、そう、経済優先度は低いと思われる。
しかし、つい先だって解除になったにも関わらず、ここ、2日ほどの増加を捕えてまん延防止措置を要請したことは評価して良いと思う。
この措置に対して、ある経済評論家は批判しているのだが、そもそも、経済優先と提唱し続けて、感染拡大から、緊急事態宣言の発令、経済的な不安から、疑問を残しつつも解除、そして、再びの非常事態宣言という茶番を繰り返したことで、最初にしっかりと感染抑制をしていた場合に比べ、すでにどの程度経済的損失を積み上げたのか、もう1年以上経過したのだから、検証しても良さそうなものだと思う。
経済評論家は、この先の経済損失ばかりを言うのだが、今まで世論を煽り、感染対策を遅らせたことにより埋没した損失も、これも経済的な数字なので出してもらいたい。
経済学者の頭の良さは評価するし、指標としての存在価値はたしかにあるのだが、21世紀になってもこの世の中をきちんと予測できた試しはない、あのサブプライム問題(リーマンショック)だって経済システムとして考えれば理論としてあってはならないはずだったしね。
ちなみに、アメリカは、今回のコロナウイルスを世界にばらまいたとして中国に賠償を求めるという発言を、前大統領はしていたけれども、それならば、あのリーマンショックの世界的な波及に対しても、賠償責任を負うべきだったと思うね。
全国比がじりじりと上昇してきた、要因は東京都の新規感染者数が500名台に入ってきたからだが、これが、他県に波及するか、それとも踏みとどまるかが今後のポイントだと思う。