ポアンカレ予想(ジョージ・G・スピーロ著)
数学は全くダメなのに、数学の難問を解いたという本は何故か読んでしまう。
本書の「ポアンカレ予想」も、そのひとつで、以前には、「フェルマーの問題」「ケプラー予想」などの著作も読んでしまった。
この手の本は、大抵が、問題を解決した「当の本人」に焦点をあてて事細かに記していくものだが、主役であるペレルマンという人が、ものすごく謙虚なため、あまり表面に出てこない。
本件の功績にたいして与えられた賞も辞退してしまうという有様だ。
そして、その反面、その世紀の問題解決という「栄誉」に群がる俗な人たちも出てきてしまう。
ある意味、物事には二面性があるが、そういうものについて考えさせられる本。
また、ペレルマンという人の超然とした生き方に憧れてしまう。
本書の「ポアンカレ予想」も、そのひとつで、以前には、「フェルマーの問題」「ケプラー予想」などの著作も読んでしまった。
この手の本は、大抵が、問題を解決した「当の本人」に焦点をあてて事細かに記していくものだが、主役であるペレルマンという人が、ものすごく謙虚なため、あまり表面に出てこない。
本件の功績にたいして与えられた賞も辞退してしまうという有様だ。
そして、その反面、その世紀の問題解決という「栄誉」に群がる俗な人たちも出てきてしまう。
ある意味、物事には二面性があるが、そういうものについて考えさせられる本。
また、ペレルマンという人の超然とした生き方に憧れてしまう。