聖なるものの社会学(ロジェ・カイヨワ著)
本書は1971年弘文堂より刊行されたもの、私はちくま学芸文庫版で読む。
今年はじめて読み終えた本なのであげてみた、昨年と同じようなスタートなのだが、昨年は1日一冊を上回るペースであった、果たして今年はどうなるのだろうか?
本書はいくつかのエッセーから成り立つっているが、箱根駅伝を見ながら読んでいた「戦争のめまい」が私的には印象が深い。
もとより人間の根底に潜む「聖性」いや「暴力性」のはけ口をどこに見出すか、それは理性で抑えることができるのか、というような素朴な疑問はあるのだが、実際に20世紀前半を考えると、それが余りに過度に展開されてしまった嫌いがある。
そして、次に世界規模で戦争が起れば、人類の生存すらおぼつかないかもしれないのだ。
さて、それならば、その聖なるものをどこで解消(ガス抜き)すれば良いのだろうか?
もしかすると、経済という形をとって顕在化しているかもしれない(というあくまで直感的仮定)。
今年はじめて読み終えた本なのであげてみた、昨年と同じようなスタートなのだが、昨年は1日一冊を上回るペースであった、果たして今年はどうなるのだろうか?
本書はいくつかのエッセーから成り立つっているが、箱根駅伝を見ながら読んでいた「戦争のめまい」が私的には印象が深い。
もとより人間の根底に潜む「聖性」いや「暴力性」のはけ口をどこに見出すか、それは理性で抑えることができるのか、というような素朴な疑問はあるのだが、実際に20世紀前半を考えると、それが余りに過度に展開されてしまった嫌いがある。
そして、次に世界規模で戦争が起れば、人類の生存すらおぼつかないかもしれないのだ。
さて、それならば、その聖なるものをどこで解消(ガス抜き)すれば良いのだろうか?
もしかすると、経済という形をとって顕在化しているかもしれない(というあくまで直感的仮定)。