乃木将軍と日本人(S・ウォシュバン著)
本書は、1931年創元社刊行のものを改題して、講談社学術文庫版として出版されたもの。
たぶん、古本屋を探さないと入手できないはず。
本書は、奇しくも、前回「虜人日記」と対をなしてしまうもの。
明治の日本人(軍)に対して尊敬をした外国人が存在したのに対し、第二次世界大戦の終わり、フィリピンに居た、日本人は、軍人の退廃、民衆の離反を目の当たりにする。
その差はどこから来るのか・・・?
過去の歴史を振り返ること、それに対して批判的に、解釈すること、余り好きなことではないが、捏造すること、それを個人として行うのならば、自由だと思う。
ただし、いくら(歴史)批判しても、残念ながら「今」は捕まえられないのだ。
ある時点で、評価が高く、ある時点で評価が下がった、それは、ある時点で振り返って見る事しかできないのだ。
そんな事を考えるには良い本であった。
たぶん、古本屋を探さないと入手できないはず。
本書は、奇しくも、前回「虜人日記」と対をなしてしまうもの。
明治の日本人(軍)に対して尊敬をした外国人が存在したのに対し、第二次世界大戦の終わり、フィリピンに居た、日本人は、軍人の退廃、民衆の離反を目の当たりにする。
その差はどこから来るのか・・・?
過去の歴史を振り返ること、それに対して批判的に、解釈すること、余り好きなことではないが、捏造すること、それを個人として行うのならば、自由だと思う。
ただし、いくら(歴史)批判しても、残念ながら「今」は捕まえられないのだ。
ある時点で、評価が高く、ある時点で評価が下がった、それは、ある時点で振り返って見る事しかできないのだ。
そんな事を考えるには良い本であった。