偶然性と運命(木田元著)
どちらかというと著者で選んだ本、「偶然性」とか「運命」について、それぞれ哲学者の、考え方を完結に説明しながら、どういう風に捕らえていくか、一つの思案を出している。
この題名で、3回執筆に挑戦し、2回失敗している、結論の出ない問題なので、一つののエッセイとして読んで欲しい様な旨、あとがきには書いてあった。
本書の中では「二つの出逢い」という題名の、最後の章でドストエフスキーの著作の中から、偶然性や運命に関すると思われる部分を抜粋し、解説を加えているが、この章を読んで、ドストエフスキーを読んでみたくなった。
もとより、最近哲学や思想ばかりを読んでいて、その実態は何処にあるのだろうという事が(たまに)あたまをよぎる事があるが、それは、たとえば「芸術」の世界や、「(純粋)宗教」の中にあるのかもしれないと思ったりする。
もとより、人生は必然という道の上を目隠しされて歩くようなものかもしれない。
この題名で、3回執筆に挑戦し、2回失敗している、結論の出ない問題なので、一つののエッセイとして読んで欲しい様な旨、あとがきには書いてあった。
本書の中では「二つの出逢い」という題名の、最後の章でドストエフスキーの著作の中から、偶然性や運命に関すると思われる部分を抜粋し、解説を加えているが、この章を読んで、ドストエフスキーを読んでみたくなった。
もとより、最近哲学や思想ばかりを読んでいて、その実態は何処にあるのだろうという事が(たまに)あたまをよぎる事があるが、それは、たとえば「芸術」の世界や、「(純粋)宗教」の中にあるのかもしれないと思ったりする。
もとより、人生は必然という道の上を目隠しされて歩くようなものかもしれない。