110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2006-01-01から1年間の記事一覧

不思議なオブジェ?

不良中年さんのリクエストにお応えします。 一昨日の歩きの最中にとある会社の敷地内に立っていました。 「マネキン」か何かを結集させて「銀色」に塗ったような感じですが・・・・? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・というわけです。 いろいろ想像してみてください。

館林駅に行く(10月21日の歩き)

あちこち歩き回ると「どこに行くか」は意外と難問です。 (發い討い觝巴罎房分が飽きないこと。 妥当な距離感であること。 M召蝓屬金」を使わなくても良いこと・・・等々。 実は「今回どこに行こうか」は、当日の夜まで決められませんでした。 「じゃ、地図広…

Guy Van DuserのCD-R

昨日、久しぶりに渋谷の「TowerRecords」に(たまたま)行ったら、ありました。 私の、一番好きなギタリスト「Guy Van Duser」の「CD-R(CDではない)」が2枚。 早速購入しました。 一枚目は「Staying on the Atkins Diet with Guy Van Duser」で、2枚目は「…

あしたの発想学(岡野雅行著)

岡野工業株式会社の社長、普通の発想では作れないようなものを作る人として名前を聞いたことのある人も多いはずだ。 本物の職人のよる、とてもためになる教訓(金言)集、言葉は易しく書いてあるが実行は難しい。 そして、今の風潮とはある意味正反対の行き…

最後の努力(塩野七生著)

「ローマ人の物語」の第13巻目、物語も佳境に入ってきた感じがする。 明らかな「結果(事実)」としての「滅亡」と、その「原因」としての「事件」は、当然の事ながら別時点で発生している。 簡単に言えば「因果」によって引き起こされるという事になる。 そ…

100万歩

10月15日に、現在のウォークラリーで集計している歩数が100万歩を越えた(9月1日から累計)。 11月30日までで、100万歩の目標設定だから、その倍のペースで歩いていることになる。 具体的には、平均一日2万歩強歩かないといけない事になる。 これは、意外と…

近くの書店が閉店した

随分お世話になった新井薬師駅近くの書店が閉店していた。 店主がかなり高齢に見えたので、その為かとも思う。 しかし、書店が減るのは寂しいものだ・・・

迷走する帝国(塩野七生著)

ローマ人の物語の単行本での12巻目(文庫版はまだリリースされていない) 前巻で「ローマ帝国」の衰退の端緒を見たが、本作では、丁度紀元3世紀の前中期までの混迷した時期について書き記されている。 ここでは、いかに「安全」が国家に必要かを理解すること…

10月14日の歩き

今日は、誰でも一度は考える「山手線」一周の歩きをしました。 多分、今回で通算「3回目」位になるかと思います。 さて、まずは自宅から最寄の「池袋駅」まで歩きます。電車代も「もったいない」ですので・・・? (1)池袋駅(西口) 9時58分 普段より遅めのス…

10月9日の歩き

本日は秩父の札所を回った。 コースとは距離を記す。 少し古いガイドだが・・・ 30番「法雲寺」~31番「観音院」 18km 31番「観音院」~32番「法性寺」 10.3km 32番「法性寺」~33番「菊水寺」(車)11km(歩)7km 33番「菊水寺」~34番「水潜寺」(車)15.6km…

終わりの始まり(塩野七生著)

「ローマ人の物語」の単行本の第11巻目にあたる。 10巻目までは、経済的な理由で「文庫本」で読んでいたがあと2,3年待って全部を刊行されるのを待つつもりは無い。 私が本当に歴史に興味を持ち始めたのは「総裁選挙」だった。 小泉元首相は何故「靖国参拝」…

10月7日の歩き(環五を歩く)

今まで「環八」「環七」と歩いてきました。 そうすると、次は「環六」ですね・・・? ・・・いや待てよ!! 「環六」は「山手通り」と言われ「天王洲アイル」から「仲宿交差点(国道17号線と出会う)」 までのコースになります。 そこで、地図を見るとわかるのですが…

ローマ建国史 第一巻(リヴィウス著)

プルタルコスの資料を探している時遭遇しました。 私訳だそうですが、面白かったので一気読みしました。 ちょうど、「ローマ人の物語」の第一巻(文庫本では1,2巻)「ローマは一日にしてならず」と対比させて見ると面白いと思います。 http://www.geocities.…

似て非なる友について他三篇(プルタルコス著)

これは「岩波文庫版」の表題で、本作ではプルタルコスの「倫理論集」から、表題作の他「健康のしるべ」「怒らないことについて」「爽快な気分について」と4作品が収められている。 この手の本は「窮屈」で「面白くない」という先入観を持っていたが、意外と…

大衆の反逆(オルテガ・イ・ガセット著)

なんで今頃「オルテガ」なのかという方もいらっしゃるでしょう? でも、この読書欄を観察すると「ローマ人の物語」から始まっていることから、後半の「世界を支配しているのは誰か」でローマ帝国に関する記述があるからという事になります。 しかし、もっと…

ヒンドゥー教史(中村元著)

世界宗教史叢書(山川出版社)のうちの一冊、古本屋に「ポッ」とあった。 中村元さんの著作や「東洋思想」には興味があったのだが、「そこまで踏み込むか」と躊躇しながら「ここで読まないと2度目はないなぁ」と思って買う。 インドと言うと私などは「仏教」…

鹿浜虫切り

9月30日は「環七」を歩いていました。 ちょうど「鹿浜橋」を渡って足立区に入る時に見つけた看板がこの画像です。 (橋の上から撮ったので、左側1/3程度が「欄干」で切れています) 調べてみると、 「鹿浜虫切り 小宮鍼灸院 かんの虫と言う言葉をご存知です…

人びとのかたち(塩野七生著)

最近、塩野さんの著作ばかり読んでいる、それは「ローマ人の物語」を、たまたま読み始めてからだ。 実は、当初、塩野さんは「男性」だと思っていた(失礼しました)。 それは、その文体が非常に「きびきび」していて余り余計な装飾が無い事による。 その後、…

9月30日の歩き

9月30日は「環八」のリベンジで「環七」を歩くことにしました。 さて、 「環七」を調べてみると、 起点:東京都大田区平和島6丁目 終点:東京都江戸川区臨海町4丁目 総延長:約52.5km とあります。 「52.5km」だから大丈夫と思っていたのですが、思わぬ勘違いを…

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷(塩野七生著)

不思議なことに「ローマ人の物語」から「マキアヴェッリ語録」そして「君主論」(これはをマキアヴェッリの著作)を経て「チェーザレ・ボルジア・・・」と丁度、塩野七生さんの著作を新しいものから古いものへと逆行しながら読んだことになる。 この著作は昭和4…

すべての道はローマに通ず[下](塩野七生著)

ローマ人の物語(文庫版)の28巻目(単行本では10巻目になる)。 このシリーズは、ローマ帝国のインフラについて記されており、この間では「上水道」「医療」「教育」について書かれている。 ローマ街道を進む速度を人類が越えるのは、19世紀半ばの鉄道の発…

すべての道はローマに通ず[上](塩野七生著)

「ローマ人の物語の文庫版」も27,28巻が出ました。 早速、27巻目を読みました。 本編では「インフラストラクチャー」に関して書かれています。 上巻では「(高速)道路」「橋」そしてその利用者、また「地図」「宿場」「郵便」などについて書かれています。 …

ウォークラリーでマジになる

歩く記録に歩数を併記するようになったのは、実は、健康保険組合の「ウォークラリー」に参加したからです。 当初は楽勝で1位だと思いましたが、週末に「ドン」と歩いても、平日にあまり歩数を稼がないと、日々「コツコツ」歩いている人たちに「木曜日」ぐら…

君主論(マキアヴェッリ著)

誰でも名前の聞いたことのある(と思う)名著です。 以前、「マキアヴェッリ語録」(塩野七生著)を読んだ後、オリジナルの方に興味が出てきたので読み始めました。 岩波文庫版を読んだのですが、昔の文庫本に、何故か「しおり」が2枚が入っているのを思い出…

「10,000歩」歩くとは

健康のために毎日「ウォーキング」している方も多いでしょう。 俗に「健康のために、一日『10,000歩』歩いてください」等と言われます。 私も、週末の「集中歩き」以外の日は、できればこの程度の歩きたいと思っていますが、これが意外と難物であります。 10…

人生の短さについて他二編(セネカ著)

岩波文庫編の著作には、他に「心の平静について」と「幸福な人生について」とが収められている。 セネカは、政治家として、ローマ皇帝「ネロ」の教育係としても活躍したが、最後は陰謀に巻き込まれ、「ネロ」により自殺させられたと言う経緯を持つ。 この時…

9月23日の歩き

9月23日は秩父札所22番から始まります。 今までは「西武秩父駅」でそこまでの歩数を数えていたのですが、今回はうっかりと少し歩き始めてしまいました。 そこで、今回は秩父鉄道「お花畑駅」から記録します。 「お花畑駅」7時14分、1,606歩 前回は「佐久良橋…

Lowdenのスペアを買う

自分の良く弾くギターは「Lowden」の「S-25(CUSTOM)」ですが、この製造元の「Lowden Guitar」(ローデンギター)は2003年の10月から社名を変えてしまい基本的に市場から消えました。 ただし、George Lowden(ジョージ・ローデン)氏は健在ですので、ギター…

アレクサンドロス大王東征記「上巻」(アッリアノス著)

塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでいると、そこで取り扱われない事(人)に興味が行くことがあります。 ローマの歴史の中での大きな山は「カエサル」の登場ですが、その少し前の「ハンニバル」「スキピオ・アフリカーナ」(「ピュロス」もそうだった…

ロウソクの科学(ファラデー著)

言うまでも無い名著ですが、今まで読んでいなかった。 たまたま、150円(飲み物代)をもって散歩した時に、古本屋の100円コーナーにあった。 「水分を取るか」、「本を取るか」で悩んだが、逆に100円で楽しめるわけだから随分得した気分になると思って「本」…