110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2017-01-01から1年間の記事一覧

北朝鮮の核保有

お昼のTVで世界の核保有の歴史をやっていて、見た方も多いだろうが、結論的には北朝鮮の核兵器開発については、歴史を追って見ると、特に狂気でもなんでもない事に気づかされるのだ。 例えば、NPTで当時の核保有5カ国以外は核保有をしないことにしましょうと…

脱日本語

まずはお読みいただこう。 今年1月、大阪市旭区で同居していた女性の頭を蹴って死亡させたとする傷害致死の罪に問われていた男に対し、大阪地裁は懲役5年の判決を言い渡しました。 判決によりますと大阪市旭区の無職、森野一人被告(53)は今年1月、自…

この書物を愛する人たちに

愛と死の伝承(諏訪春雄著)角川選書・・・昭和43年版刊行のものを読んだ。 この本自体を紹介するつもりはなかったが、この本の終わりの方に「この書物を愛する人たちに」を表題とする一文があった。 既に、読書する人も減り、この内容にも全く動揺しない人が多…

どうなんだろう

日本が第二次世界大戦に参戦したのは、どういう経緯だったのだろうか? いろいろ、本などを読んでもいまひとつ理解できないところがある。 なんとなく、戦争に巻き込まれたみたいな見方もある。 国際会議を利用してある国を糾弾して追い込む形になったときに…

普通の記事を読んで単純に泣く

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000086-spnannex-spo 泣けた。

榎本武揚(安部公房著)

本書は中央公論社1960年初版のもの、私のは1973年第14版であった。 AMAZONでコメントを見るとこの著者にしては珍しい歴史小説と捉えた方が多いようだ。 しかし、どの本だったか忘れたが最近読んだ本の中で、これが戦後の「転向」について書かれたものという…

イスラーム哲学の原像(井筒俊彦著)

本書は、岩波新書1980年が初版のもの、私は、2013年アンコール復刊されたものを読む。 以前、価値がわからないままこの著者の本を結構読んでいた。 読みやすい本が多かったからだと思うが、ある面、イスラームということをなめていたところも正直言うとあっ…

サウジ戦は完敗

以前、サウジの方が勝てそうだとか書いたけれども、実際、今日の試合は完敗だったね。 最初は、日本の方が押していたように見えたけれども、結局得点できなかった。 サウジは、相当やりにくかっただろうけれども、少ないチャンスをものにした。 その差は大き…

私だけの違和感かな

テレビを見ているときのこと、石原裕次郎記念館の閉館に伴って、石原裕次郎、まき子夫婦の馴れ初めの紹介があった。 その中で(今では稀有なことだろうが)文通をしていたということで、その時の便箋に書かれた文章が映し出されて、ナレーターがその一部を読…

日野皓正の往復ビンタ問題

世間に疎いのでこんな問題があったのを知っていろいろ調べて見た。 いわゆる、体罰問題らしいね。 さて、これはどうなのかな? プラトンの本の中で、確か善についての対話で、ソクラテスが「物を盗むのは悪いことだよね」に対して「そのとおり」だと答えたの…

勝った

見事にオーストラリアに勝ってW杯出場を決めてしまった。 昨日、オーストラリアよりもサウジで勝てば良い、みたいな弱気な見解を示した私は、懺悔しないといけない。 それにしても、見事でした。 これは共通した評価だけれども、ディフェンスが良かったね。 …

仕事が中国から日本に戻ってくる-薄れる低賃金のメリット

という表題のコラムがあった。 要約は「日本企業は生産拠点の海外移転を続けているが、中国に関しては賃金高騰の兆しが日本国内への回帰の動きにつながっている。ジェームズ・メーガがブルームバーグ・テレビジョンで解説する。」というものらしい。 一度見…

そういえば、今日はオーストラリア戦

サッカーワールドカップ予選が今日行われる。 暫定1位ながら、今後の2戦をそれぞれ引き分けると、3位になってしまう可能性があるとのことで取り巻きは躍起になっている。 まぁ、サウジとオーストラリアのどちらかが1敗すれば良いのだけれども、それは期待値…

弊風一斑 蓄妾の実例(黒岩涙香著)

本書は、社会思想社、現代教養文庫1992年初版のもの。 もう、本書が文庫版で出版されていたということだけで胸がいっぱいになってしまう。 ちなみに本書とはこういうものだ。 森鴎外こと、当時本郷駒込千駄木町廿一番地に住する陸軍々医監森林太郎は児玉せき…

見ないほうが良い場合も

家の台所の水道で、ここのところ水漏れが激しくなってきたので、水漏れ修理を頼もうと思って、蛇口のわきの型番をメモしてY!で検索したところ「自分で治しました」なんていう人がたくさんいたので「それでは」と思ってやってみた。 その時に交換パーツの型式…

こんな記事があったのだが2

「遭難女性が救助の警官にブチ切れ ブログで「何様なの?」「酷い対応」」という題名のニュースがありました。 JCASTニュースというので取り上げていました。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000011-jct-soci 良くこういう題材を見つけてき…

東海大菅生の闘いは良かったね

花咲徳栄優勝おめでとう。 でも、ここは昨日の東海大菅生の戦い方を振り返って見たいのだよね。 やはり、凄かったのは、9回裏、2点差で投手の2枚看板の一人戸田の打席で代打、そして、出塁すると代走を出して、その後の内野強襲安打の処理の最中に、この1塁…

最後の球は

ボールだったと思うよ。 今日の、広陵と天理の1戦で、最後の回を見たのだけれども、表に3点入れられて勝負あったかと思ったけれども、その裏怒涛の攻撃でその回のリードを取り返された。 その後、一度、マウンドを降りて万が一のために残していた投手を再び…

くだらないことだけども

もう随分前になってしまった印象があるが、とある女性議員の暴言が公開されて問題になったけれども、いわゆるICレコーダなる録音機械って今は随分安いんだよね。 以前(いつのことだい?)は数万円したんだけれども、今は数千円、それで結構性能は良いらしい…

前橋育英は負けた、仙台育英は勝った

同じ関東勢の試合だったのだが私は群馬代表を応援していた、まぁ、残念ながら力不足ということだろう。 また、まず分が無いと思っていた仙台育英は劇的な勝利を収めた。 大阪桐蔭、柿木の失投はもしかすると最後のタイムリーの1球だけだったかもしれないね。…

凄いやつに見えた

昨日は、贔屓にしている東海大菅生が、私には格上と思った青森山田に快勝したのがうれしい。 特に、投手は松本に眼が行くのだが、予選でも好投していた戸田が陽の目を浴びたのが事のほか嬉しい。 多分、青森山田は松本を想定していたところへ彼が出てきたの…

凄い采配かと思ったが・・・

最近高校野球が面白いので良く見ているのだが、今日は、日本文理と仙台育英の試合で、仙台育英1点リードの9回表、キャッチャーが交代した。 それまで問題なく相手打線を抑えていたバッテリーで、交代する要素は無かった。 そして、キャッチャー交代して、こ…

バブルの神話化

こんな題名の記事があった「若者がタクシーに乗るのは贅沢なのか? 50代男性が抱く複雑な劣等感」 で、また、コメントを見ると、まぁ代表として「50代ってバブルで散々おいしい思いしてきた世代じゃん」みたいな言葉があった。 ちなみに、50代なんだけれども…

変なところで驚く

MusicFairという番組があって、今日は、亡くなった方々の特集をしていたんだと思うのだが、そのラストがかまやつひろしさんで、まぁ、そのことには大して驚きもしなかったのだよね。 それで「わが良き友よ」の1975年の映像が出てきたんだけれども、バックは…

歩きスマホ対策

歩きスマホする人は本当に嫌いなんだけれども、ふと思うと、歩行者の対人(対物)保険の市場が出来そうだ。 法律禁止して罰金という方向性もあるが、それよりも事故時の保障のために歩きスマホする人は自動車のように強制加入するという方法はどうだろうか? …

つかのまの

今、夕立の様な雨が降ってきた。 今朝方から「暑いなぁ」と思っていたら、東京も37度であった。 このところ、32、3度程度の気温だったから、5度気温が上がるというのがこれほどの違いだとは思わなかった。 扇風機も利かなかったのだから推して知るべしかな?…

東京劣化(松谷明彦著)

本書はPHP新書版。 このところ、日本という国が衰退しているという印象を持っている。 まぁ、ほとんどの人が気づいていることなのだろうが、ついぞ気づかなかった。 ついでに、アメリカもどうもあやしいっていう本もあった(「これから世界はどうなるか(孫…

歩きスマホ

の弊害については、特に混雑しているところでは他人にぶつかったりして危険ということは言わずもがななんだけれども、意外にとりざたされていないことがあると思う。 これは、あくまで私見なのだけれども、この歩きスマホを長いことやって癖にしてしまうと、…

神への告発(箙田鶴子著)

本書は1977年筑摩書房から刊行されたもの、私はは1987年、ちくま文庫版で読む。 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害され、27人が負傷した事件があった。 世論は、犯人の残虐性を今もとりあげている。 しかし、本書を読んで見ると…

東海大菅生甲子園出場おめでとう

東海大菅生は、このところ3度地区予選決勝に出場し3度敗れた。 今回4度目となり、以前決勝で敗れた早実との対決となった。 私は東海大菅生と縁もゆかりもないのだが、以前の仕事の関係で彼らの高校の場所がどこにあるかは良く知っている。 だから、東海大菅…